一般歯科治療
一般歯科治療
虫歯の治療・歯周病の治療・歯を失ったところを補う治療・知覚過敏の治療・親知らずの抜歯など
お口の中は他の身体の部位と比べてかなり特殊な環境です。虫歯も歯周病もごく初期段階の場合を除いて、なりはじめると自然治癒せず進行していきます。大きな自覚症状を伴わずに静かに病状が進行していく事も多々あります。
また、歯を失ったままの状態を放置してしまうと、ゆっくり時間をかけながら歯が異常な位置に動いてゆき、結果的に噛み合わせを大きく狂わせて、残った他の歯を早く失うことにつながります。
お口の臭いの気になる方もいらっしゃると思います。
口臭には『生理的口臭』と『病的口臭』があります。
健康な状態であっても、もともと唾液は無臭ではありませんし、食べ物(ニンニク・ニラ・アルコールなど)からの呼気の臭いもあります。これらは『生理的口臭』と呼ばれています。
『病的口臭』の原因としては
●口の病気(虫歯、歯周病、口内炎など)
●鼻やノドの病気(蓄膿症や扁桃炎、アデノイドなど)
●胃腸の病気(胃炎や胃拡張など)この関連で、舌表面に白いコケのようなもの(舌苔)が増え、それが臭いを発することがあります。当院では舌を傷つけないように舌苔をとる専門の用具を用意しています。
●呼吸器の病気(慢性気管支炎など)
●その他(糖尿病や肝臓病、腎不全、がんなど)
が挙げられますが原因の90%は口腔内からと言われています。気になるかたは受診してみて、まずはお口の中の環境改善をしてみてはいかがでしょう。
私たちは治療・アドバイス・ブラッシング指導などを通じてお口の環境をより良いものにしていくことを目指しています。
●材質・治療方法によっては保険外治療となります。
小児歯科治療
小児歯科
末永く健康な歯を維持していくには
幼少期から健康な歯を維持する事が大切です。
たとえ生え変わる子供の歯(乳歯)でも生え変わりの時期(交換期)には大人の歯(永久歯)とお口の中で隣り合って存在しています(混合歯列期)。乳歯列期の虫歯の問題をそのままにしてしまうとそれは永久歯列期の虫歯の問題となってしまいます。
乳歯が、生え変わりの為に抜ける本来の時期よりも早く虫歯などで失ってしまったり、大きな虫歯による穴で本来の大きさを保てない状態だと、後に生えてくる永久歯の歯並びや噛み合わせに悪い影響が出てしまいます。
また、生えたての永久歯は歯の質が未成熟なので「幼若永久歯」ともいわれています。この時期は虫歯にかかりやすいので、特に注意が必要です。生え換わったばかりで即虫歯! あまりにかわいそうな話ですよね?
当院では緊急性の高い処置が最優先と判断される場合を除いて、お子さんを無理やり押さえつけて治療することはいたしません。
お子さん・お母さん・お父さん・おばあちゃん・おじいちゃんと一緒に虫歯になりにくくしていく為の改善点を探していきながら、お子さんそれぞれのペースに合わせて治療を進めていきます。
治療だけでなく、甘味指導・ブラッシング指導・フッ素塗布やシーラント等の予防に関する事にも力を入れています。
ホワイトニング
ホワイトニング
歯のホワイトニングとは、歯を削ったりせずに歯そのものを「白く」することです。
私たち日本人はエナメル質(歯の頭の一番表面の組織)が薄いために象牙質(エナメル質の内側の組織)の色を反映しやすく、もともとやや黄色みがかった歯をしていますが、加齢とともに歯の色は濃くなっていきます。
白い美しい歯は、女性だけのものではありません。口元が明るくなり、相手の視線が集まるので自然に相手に自分の話を聞いてもらいやすくなる効果も期待できます。
医院にお越しいただき、ジェルを塗布して光を当てて行う『オフィスホワイトニング』と、患者さん専用のトレーを作成して、ご自身でおこなっていただく『ホームホワイトニング』があります。
当院では『オフィスホワイトニング』に『安全性』と『有効性』を兼ね備えた『ビヨンドシステム』を採用しております。
●保険外治療となります。
セラミック治療(オールセラミック)
セラミック治療(オールセラミック)
セラミックは歯科治療に多く用いられる金属やレジン(プラスチック樹脂)と比べ、生体親和性(刺激性や毒性が少なく身体になじむ事)と色調再現性(色合いの美しさ)に優れ、経年劣化を起こさず、長期に渡って安定した性質を保ちます。
また、虫歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢:虫歯菌や歯周病菌のかたまり)が付着しにくいという特徴があります。
古い詰め物の色が気になる・金属の味がする・銀歯が目立って気になる・・・という方は一度ご相談下さい。
メタル(金属)アレルギーを起こさず、見た目の美しさに秀でた材質です。
●保険外治療となります。
インプラント治療
インプラント
インプラントとは、歯を失ってしまった部分に人工歯根『インプラント』を埋め込み、その上に人工の歯を製作・装着する治療法です。ブリッジや入れ歯と比べ、残った歯に負担をかけにくく、噛みやすく、見た目に優れている利点があります。
また、インプラントを義歯(入れ歯)の支えに利用して、義歯の安定を得る方法もあります。
当院では高い実績と信頼性を考え、スウェーデン製の『アストラテックインプラントシステム』を採用しています。
●保険外治療となります。
審美歯科治療
審美歯科治療
審美歯科は健康的で美しい口元をつくります。
最も新しい考え方では、歯そのものの美しさだけではなく、口元の印象を決めるスマイルラインやEライン、歯ぐきの色や健康状態などを含めた総合的な美しさのことを言います。単に歯を白くするだけではなく、歯並びや歯のカタチ、歯茎の状態などもトータルで考えて美しくしていきます。
●保険外治療となります。
歯周病治療
歯周病治療
歯科疾患実態調査によると、日本においては歯周炎の目安となる歯周ポケットが4mm以上存在している割合が、50代の人で約半数に達しており、また、高齢者の歯周疾患患者が増加していることが示されています。昔と比べて残存歯数が増加していることも歯周疾患の増加に関わっていると考えられています。
35歳以上の方の約80%が歯周病(歯肉炎または歯周炎)にかかっているというデータもあります。
歯周病は人類史上最も感染者数の多い感染症とされ、ギネス記録になっているほどなのです。
そもそも歯周病って何でしょう?
歯ぐき(歯肉)、歯根の表面(セメント質)、歯根とそれを支える骨との間の膜状の靭帯(歯根膜)および歯を支える歯ぐきの中の骨(歯槽骨)より構成される『歯周組織』に発生する疾患の総称です(ただし、歯髄疾患に起因する根尖性歯周炎、口内炎などの粘膜疾患、歯周組織に波及する悪性腫瘍は含みません)。
昔は歯槽膿漏とも言われていました。
磨き残しの歯垢はバイキンの塊です。歯垢に唾液中のカルシウムやリンが沈着して硬く固まるのが歯石です。歯石になると歯ブラシでは除去できなくなります。歯垢や歯石に接している歯ぐきは赤く腫れて(炎症を起こして)きます。これが、歯肉炎です。
歯肉炎の状態が続くと歯と歯ぐきの境目にはポケットができてきます。ポケットの中は酸素を嫌う歯周病菌が増えていきます。歯周病菌は強い毒素を出すので歯ぐきはますます腫れていきます。
歯ぐきの中の歯を支えている骨、歯槽骨はその炎症から遠ざかろうと自らの身を削って吸収していきます。歯周ポケットがさらに深くなって、ポケット内の歯根表面にも硬い歯石が付いていきます。歯周病菌はもっと増えて炎症がさらに続いていきます・・・。これが、歯周炎です。
進行していくと、歯のぐらつき・歯ぐきの大きな腫れ・異常な出血・化膿・噛むと痛い・歯の異常な移動・口臭・歯の脱落などを招きます。
ここで、歯周病のやっかいな特徴を2つ挙げます。
①進行していくのにほとんど症状を伴わないことが多い
症状が出てくるのはかなり進行してからの事が多いです。
②進行したものを元の状態に回復するのが困難
進行していかないようにコントロールしていく観点が重要です。
昨今では歯周病をコントロールしていくことは、誤嚥性肺炎・心疾患・脳卒中・糖尿病による死亡のリスクを大幅に軽減することが研究で解明されてきており、医科でも関心が高まってきております。
個人差はありますが、歯周病で苦しんでいらっしゃる方々は、その年齢になって歯周病になったわけではなく、もっともっと以前から静かに進行していたのです。決して高齢者の方だけの病気ではないのです。
問題が大きくなっていないうちに治療とケアをしていきましょう。
義歯・入れ歯治療
義歯治療
義歯(入れ歯)は、歯を失ってしまった箇所を補って機能を回復したり、見た目を回復したり、残った歯を守ったりするものです。
たとえ歯を失ってしまっても、食事をする楽しみを失ってほしくない。お友達との会話を楽しんでほしい。
より快適にお使いいただけるよう、精密な義歯を作製いたします。
●設計・材質によっては保険外治療となります。
スポーツ用マウスガード
スポーツ用マウスガード
人間は力を発揮しようとする時に歯を喰いしばります。
格闘技やラグビーなどのボディーコンタクトスポーツをされている方はもちろん、ウエイトトレーニング、スノーボードや野球、モータースポーツなどをされている方にもおすすめです。
過度な衝撃や負荷から歯・歯周組織・顎の関節が破壊されるリスクを大幅に減らします。
また、現代のスポーツ歯学においては「力を発揮する時には顎や首を含めた体の軸となる部分が適切な位置に固定される事」が重要視されています。体幹が安定することによりパフォーマンスの向上につながると考えられています。
カスタムメイドでフィット抜群。
既製品とは一味も二味も違います。
●保険外治療となります。
予防歯科
予防歯科
ご自身の歯に勝るものはございません。
虫歯・歯周病で大きな問題を起こしていない方はもちろん、治療を終了した方も、良い状態を維持していくには予防的観点が大切です。
詰めものやかぶせものをした箇所はそれをし終わった時が一番良い状態です。
良い状態をより永く維持して再度治療に介入するまでの期間をできるだけ伸ばす事ができるような精度の高い治療ができるようにと思って診療しています。
それに一番効果が高いのが、日々のご自身での上手なセルフケア・そして、私たちが行う定期的なプロフェッショナルケアと検診による問題の早期発見と早期対処・経過観察なのです。
定期的なメンテナンスやフッ素塗布のほか、歯ぎしりに対する対応もしています。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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10:30〜13:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ 10:00〜13:00 | × |
15:00〜20:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ 14:00〜17:00 | × |
休診日 木曜日・日曜日・祝日